第30話・「正義
上は普通の感想・下は萌え感想です。
オリジナルシーンから始まります。犯罪が減って明るい社会に なってるはずなのに不気味な世界です、おかしいですね? 幸子ママのシーンがかなしすぎました… やっぱり夜神家はご近所から疎まれてるの? 部屋に響くキラ教団の拡声器…夜神家は住宅街ですから わざわざ日本捜査本部長の総一郎宅を狙ってきた嫌がらせとしか 思えません。 (すいません、後日見返して見ると拡声器ではなく キラ王国TVの音声でしたね。) キラ教のアナウンス…多分みなさん誰でも聞いた事があるであろう 過激教団の街頭アナウウンスと声のイントネーションも似てます 完全なパロディというか皮肉ですね、 力が入っていて良かったと思います。 オリジナルを入れたことで前回より作中でも時間がたっている 印象をあたえ、ぎちぎちに詰め込んだ感を緩和することにも 成功してますね。 そして、ニアおもちゃでぶーんで登場。 不安がるレスターにキラは2代目Lと決めつけます。 キラにおもねる発言をする大統領にムッとなるニア、 今日も素敵です。こちらが日高さんの声に慣れたのと日高さんも 少年声に慣れてきたのか声低めになったのが相まって、 ほとんど違和感を感じなくなってきました、 歩み寄りって大事ですね。 揺れる日本捜査本部ですが、松田さんが(無駄に)美人でした。 月はキラは自分を犠牲にしてまで悪と戦ってるとかいうような事を 美しい顔でいわはります。 真相を知っていても松田あたりなら賛同しかねないような美しさです。 犠牲…総一郎の死と悲しむお母さんの姿が私の脳内を横切りました… さて、すっとばしてリドナーがシャワーシーンを披露してくれます。 出てくるとそこに傷メロさんです! 一週間滞在は無し!バスルームで生活する?の余裕の姐さんぶりがカット。 私は原作をざっと読みした時はこの当たりで話が混乱してわけわかめ状態に なっていたのですが、このシャワーの心地よい温度で 凝った頭をほぐしていただきすんなり物語に戻れたのです。 ストーリーの謎やトリック以外の会話をキャラがしてくれたので息がつけ キャラにも親近感を覚えます、ようするにここは大事なシーンなのですが… まあ、でも丸カットになる可能性もあったので良しとしますか、 原作を読んでいた時はメロの年齢を忘れてて絵からして今、16歳位だろうか? 外人は大人びてるはずだからもしかして14歳位??と思ってたので ハルが少年をからかっているように感じてました。 でも、実際は20歳で一週間いたら色々ありそうですよね?? (冷静に考えたら火傷でそれどころではないでしょうが… 本当ならまだ顔が腫れあがってまともにしゃべれないはずです。) しかしアニメは会ったばかり設定になったのでカットです。 まあ、私はリドナーがキラを倒したい理由の「ヨツバキラに大切な人を殺された」の 大切な人は恋人だと思ってるので(ナオミとかぶるのであえて明言をさけた)。 2人も関係のあった男をキラに殺されるのはハルが気の毒に思えるので、 ハルとメロの関係は利用+同士時々信頼の仲間がいいなと思っています。 だから1週間いなくてもいいっていえば、いいんですが… ニアに会った時の「リドナーから聞いていると思いますが・…」が 歩きながらしゃっべったのか?とか 「いくら私達でもあなたを撃つ!」の「いくら」にあるためらいがいつ生まれたのかとか 不自然な点が出てくるのですが、 むしろ未読者のほうが先入観なく楽しめるかもしれませんね。 さてさてメロとニアの邂逅です。 今回の作画さんはクオリティもさる事ながらニアの個性を表現するのが 上手いですね、ぶかぶかのシャツとか太くて深爪の指とかニアだなあーと うれしくなりました。 「俺はお前の道具じゃねー」と芝居がかったメロのアクション、カッコよかったです! レスターとジェバンニもすごい男前ぶりです! SPKを殺してしまった犯罪者のメロに冷たい態度を取るニアですが レスターたちが銃を向けるとかばいます。 悲しいですね… 写真を投げるニアのアクションもいいですが受け取るメロもカッコイイです 写真が飛んでいく軌道に私には糸が見えましたよ、2人の絆という糸がね…。 教会の鐘の音、ステンドグラス…ワイミーズの思い出ですね。 「どうせ行き着く所は同じだ そこで先に待っている…」 メロは去って行きます。 これが今生の別れになるなんて2人はおろか読者もまったく!! 考えなかったですよねえ…。 さて、そこでまたブッチギリカット。 いつの間にかノートのルールを色々知っているニアはメロの教えてくれた ノートのルールに嘘があるを早速突き止めます。 捜査本部に揺さぶりをかけるニアに松田以外の心は揺れます 模木さんの出番監禁カットです!!! 模木好きの私はガッカリですが、まあカットするならここだろうとは 思っていました… これがなくなるとメロとニアの電話シーンもカットされます。 作中、唯一の2人の協力シーンがなくなってしましいましたが、 これまた冷静に考えると普通 「どうせ行き着く所は同じだ そこで先に待っている…」 とケレン味たっぷりに行って去ったライバルは 最終決戦まで姿を見せないものです… ニアが絶対絶命の時に効果音付きで「待たせたな。」 とナイスセービングをするのがお話の定石です。 次の週に電話で話すというのは拍子抜けといえば拍子抜けなんですよね… 意図的に行った定石破りというより、 やはりこの辺りの原作は綱渡りだったんだなあというのが伺えますね…。 綱渡りといっても充分に魅力的なエピソードやセリフも多いのが デスノの痛し痒しな所ですねえ…。 ここのカットは最後のメロの活躍を華々しく描くためのタメの演出だと 解釈しておきましょう… もちろん「待たせたな!」がないのは私達は皆、知っていることなのですけどね…。 原作ではぼかされていたメロの特攻の動機は「ニアへの協力のため」と アニメでは強調するのではないでしょうか? さて、ニアにむかついた月は大統領を脅してSPKに暴徒を差し向けます。 この時の月の声の愉快そうな事といったら、もう… それだけで捜査本部にばれちゃいますよ? 月の声優さんいいですねえー 僕の勝ちだと爽快につぶやく月… 邪気に満ちた子供のような声と顔の月。 お母さんの涙がまた私の記憶をよぎりました、 台無しです! 前半の美しい顔はこの慢心した、 邪魔者を消すのが大好きな月との対比であり皮肉だったんですね。 月の最後をどこまで描ききるか、その辺が非常に楽しみです。 では、また来週。 -------------------------------------------------------- と、いいつつ長い追記。 私はアニメはニア目当てが一番の理由なのでニアと月の対決に 絞った展開は良いのですが、メロ目当ての人はいかがなものなの でしょうね?メロとニアの確執の描写も曖昧ですし… いや、確執を強調すると自分より上の人間が嫌いという 狭量さも強調してしまうので、あえてカットなんでしょうか? まあまだ出番はあるので今後に期待しすぎぬよう期待してみましょう。 模木さんのカットがやはり惜しいのでさらに書きます。 つぐみ先生は総一郎が唯一正義と書かれてましたが、 ファンの私が言うのもなんですが総一郎はかなり危ない人だと思います… でも、それゆえに行動力もあるんですがね。 一番まっとうな人間は模木さんだと確信しています。 模木さんを嫌う人っていないんじゃないでしょうか? 原作で生き延びた模木さんが映画で宇生田の代わりに死んだ時は 動揺しましたねえーでも映画では捜査員は松田と女性刑事以外 完全な背景でしたから見せ場があっただけ模木さんにとっては 良かったかも…そんな事を5分位自問自答し映画がお留守になって いました。 今日の伊出さんも良かったですね、アニメは捜査本部が抜け作に 見えないのが私のとってのオアシスです。 古風に立ち聞きをする月も面白かったですね。 |
萌え的・30話 「正義」
なんか、ニアたんはいつのまにノートの記述読んだことあるよーに
知ってるの?(捜査本部と協力体制を組んでるわけだから教えて
もらった?)
ニアはメロの本名知ってるの?(最初からフェイク?)とか、
ハルメロ既成事実説消滅、模木たんの拷問なし?とか色々不服は
あるような気がしますが。今は頭の中が
結婚式の鐘の音でいっぱいなので
全てが小さい事のような気がします。
今回作画美しすぎませんか?ニアニアメロメロ言うなよあんたら
ここまで2人の世界をつくっておいて協力はしないなんて、
やっぱり痴情のもつれがあったとしか思えませんねこの人たち。
といいつつ、ものすごい勢いでメロに銃を向けるレスターとジェバを
見てると四角関係にしか見えなくてそれも、またいいものですね。
すいません、酔ってるのでこんな事しか書けませんが後日
まともなレビューを細々書きます。
どうでもいいけど出目ちゃんの声優さんって上手いですね。