第34話「虎視」


上は普通の感想・下は萌え感想です。


それにしても、作画の麗しい回でした。
ジェバ、ノートに触るの回は私内デスノBEST3に入る好きなエピソードなので
作画が当たりなのはうれしいものです。
美形に描くだけではなく、原作キャラの特徴をとらえ咀嚼しアニメの
絵として表現しているので観ていて気持ちがいいです。
伊出さんのような線の少ない地味な顔や松田さんのように
平凡だが可愛い系の顔を描くのは難しいと思うのですが、
その辺りも忠実に再現しつつ魅力的に描かれていました。
模木さんやレスター指揮官などの体格も屈強でマッチョにらしく描かれており
個性を引き出しています。

ニアにいたっては美しすぎるだろうと言う位のハイクオリティですね!
アニメでは黒目は大きく統一しているようですが、童顔ですが凛々しく
体型のバランスが良く常に統一されていたので可愛いというより格好いい
印象でした。
声ももう男の子の声にしか聞こえなくなったきましたよ。
すっかり慣れたと思ったら、もうすぐ終わってしまうのですね…

悲しいですが、終わりに向かって突き進む物語は爽快感があります。
お話のほうは魅上をXキラと断定したニアサイドと
月・清美・魅神のキラチームがお互いに暗躍します。
ホテルでの密会は音声での会話のほうが
漫画よりわかりやすいですね。
伊出・松田の掛け合いでコミカルさをはさみつつの
進行はメリハリが利いていて飽きさせません。
筆談を確信した相沢氏がここにきてニアと初対面します。
原作をコラージュしての進行はいいんじゃないでしょうか?
ニアに手厳しく言われるもののニアへの協力を選択する相沢、
ミサと模木を軟禁するリドナーとレスター。
(拉致・軟禁は犯罪という月ですが、盗聴も犯罪ですよ?)
魅上のノートに触るジェバンニとSPK大活躍の回ですね!

しかし、魅上は初登場の日常シーンを観ると
几帳面で潔癖症のクールビューティー
でしたが、今回は昼休みに猫背で独り言、大晦日にも一人でジム通い、
見事なオタクぶりを披露してくれましたね、ジェバンニにも呆れられています。

ジェバンニ作画、今回はイケメンでしたね!
こんな美形の長身外国人が尾行してたら
ものすごく目立つはずなんですが、
「ものすごく優秀なエリート」設定のジェバンニは
上手く気配を消すテクニックがあるのでしょう、
オマケに死も怖れず任務にトライします、
ロッカーのキーを開けるなど針金一本で充分です。
まあ、へたれこみましたけどね(笑) 人間ですから。
このノートに触る一連のシーンは先週、ノートは偽造と視聴者に伝えているにも関わらず
なかなかの緊張感でした。
アングルや鼓動の効果音、作画、演技、全てが見事にかみ合い臨場感たっぷりに
盛り上がります。
モニター越しに報告しあうシーンは色調がモノトーンぽくなり、
ジェバンニもレスターもニアもあんまりにも綺麗で見とれてしまいました。
機械に囲まれた部屋なのに神秘的ですらあります。

ジェバンニが23日後まで生きていたら作戦実行という、
鬼なセリフをさらりというニアですが
「ジェバンニはよくやってくれました」というセリフには喜色が現れ
SPKは強いチームワークで結ばれているのだなあと改めて感じました。
今回で読唇術に鍵あけ、なんでもござれの異能者集団ぶりをみせつけて
くれる回でした。

それに較べて凡庸に描かれる日本捜査本部が気の毒になってきますが
今回で日本捜査本部がニア側についたことが後々の
結果につながってきているのですね。
蚊帳の外の平凡な普通の人々をどう扱うか、切り捨てるか信頼するかで
天才同士の勝負の結果が変わるのは深い話ですね。
天才がなにゆえに天才かというと対比する凡庸な人間がいるからであり
世界は人間の集合体で出来ていて個人の独断で排除していいものではない
それを行うものは自らの世界も壊していくというメッセージを受け取れます。

メロの指人形を丹念に仕上げするニアは何を思っているのだろう?
指人形のデザインを見るにつけニアは外人なんだなあと思います、
メロだけ漫画の絵に似ているので日本人っぽいデザインですが。
それにしても魅上の人形は不細工すぎますね(笑)、ひどすぎます(笑)。
キラだからでしょうが、それにしてはミサのは可愛いですよね。

デスノの2部は細かい心理戦や推理、トリックというより怒濤のグルーヴ感に
のっかてチーム同士の対決を楽しむのが良いですね。

いよいよ来週は…
ではまた次回のレビューで!


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こぼれ話。

歌謡祭での清美のぶりっこの釈明ぶりが面白かったし、
なかなか可愛かったです。
こういう所の演技にもこだわっていて良かったです。

次回予告、すごい美形がいる!と思ったらマット!!!
未だ一言もしゃべってない彼ですが予告出場なんてファンサービスだあ。
と思ってたのですが、もしやマットが予告に出るのは…派手な最期を飾るのは
彼だけだからとか…?清美やメロは原作どうりなんでしょうか?
清美は描写できないでしょうが…メロは超演出あると思いたいんですが…
うーん。
しかも、予告の作画はかなり心配ですね…
マットだけ異様に格好いいのですが…。
声は2役でしょうか?ジェバンニとか松田氏あたり?
月の人にやってもらいたい気もするのですが、仮にも主人公が敵サイドの
キャラをやるのってアニメ的にないのでしょうか?

テレビの最後のオマケコーナー、日高さん登場!と、
日高さんニアの一人称は「僕」じゃないでしょー!
スタッフもNG出さなかったのね…
でも「僕」ニアは可愛くて貴重だったので儲けた気分でいたりします。
ちっちゃい頃は僕って言ってたのかもしれませんね。
しかし、元アイドルだけあってお若いですね。
丸顔で黒目が大きくてニアに似ている気もします(笑)。
それにしても声優さんってすごいですね、七色の声だし目の前でしゃっべて
るのを見てもこの人からこの声が発せられてるのが不思議です。
ニアかっこよかった…好き…!
アニメを観る時は月視点でニア目当ての私でした。




萌え的・34話 「虎視」

はあはあ…何?何、この神作画…伊出たんから流河旱樹まで、美しい…
美しすぎる…!ニア、ああ、ニアかわいいやらカコイイやら困ってしまいます。
ジェバンニも美形だ!良かった!ああ、ジェバンニの心臓の音がリフレイン…
「偽ものノート」を冒頭で先週の繰り返しで強調してくれてるけど、
なんか効果音とか緊張感ある演出で忘れるといえば忘れますね、

レスターも今回は原作に似ていて恰幅がよかったですね!

ああでもさあ、ニアがさあ綺麗だよね、怖いよね、それでもう全てが良い
気がしてきます。
お話も色々コラージュしてるけどわかりやすいしいいんじゃないでしょか?
相沢たんとニアの邂逅をここで持ってくるとは思わなかったけど
相沢も美形でしたね。

ああ、2部って楽しいなあ、魅上もジェバンニも好きだしさあー
1部は私は総一郎氏に全エネルギーの90%を
注いで注視し後、9%をパパを追いつめる馬鹿息子・月に注ぎこんでたので
残りの1%でストーリーや全キャラをまかわなければならず、メモリ不足で
HDが動きませんというようなもので、萌えまで手が回らなかったのですよね、
2部は萌えがいっぱい!

それにしても携帯サイト(入っていません…すいませんお金落とさないファンで)
のキーワード「ジェバンニ」ってアナタ出世したわね、2度も床に座り込むステが
愛しいです。
さあ、来週はもうアレですね、月とLで足ふきならメロとニアなら当然カインとアベル
ですよね!!ってカインとアベルって人類創始の頃の話だからあんまり
ビジュアル的に絵にならない?

ああ、出世といえばマット予告出演!すごいね!!一言もしゃべってないのにー
つーか、アニメだけの人は名前もしらないですね、
でも、すごーーーーく格好良かったですね、秋葉で拾ったオタクゲーマーみたい
なんて心の中と人様のサイトでつぶやいてごめんなさい!
反面メロは微妙な作画だったような気もしますが……

それにしても、月のネクタイ締め直しが気になります(笑)