L写真集
雑多な感想・フリートーク集です
わーい松Lだあ!と叫ぶより、まず漫画みちゃいますよね! 小畑先生のイラストはともかく、もう見ることはないかと思った つぐみ先生のネームですよ!怒涛のブームを巻き起こした 「DEATH NOTE」の原作ゴールデンコンビですよ! それだけでももう感涙ものじゃないですか、 横になってるLおもろいですね、へーLってこんななんだー つーかニアのほうが変人度高い設定だと思ってたのに このLよりだいぶまともじゃない? 横になって寝てるし人の出入りがある遊戯室にいるしさ… Lはテニスしたり月と手錠で共同生活してたので引きこもりって 印象あんまりなかったから、ちょっと違和感… 絵も可愛いけどちょっと鼻が丸く可愛くなってない?っとこの あたりでやっと、この漫画が映画版とリンクした内容だということに 気づきました。 そういえば外に出ず閉じこもってるって映画で言われてましたね、 遊園地やお菓子は写真集とリンクさせてるのか… とざっと見て改めて序文をしっかり読む… 「薔薇の名前」の序文を思わせる虚実の酩酊に読者を誘いこむ なかなか気の利いた構成です。 キラ事件を結末を原作を選ぶか映画を選ぶかは読者のお好み次第と いう事ですね。 でもこのFILE15と序文の世界観は映画世界のものですよね、 だってこれによると2018年には「L」は世界にいないんですよ? ニアがLやってないって事なんですよ? そんなの信じないもんねー だいたい「ホーリー・オルライト」って誰よ? と、ついムキになってしまった私…… 落ち着きなさい!だいたい虚実ってなによ?「DEATH NOTE」自体が 虚構である事は読者の私が一番良く知ってるはずじゃないですか! いやー、すっかり術中にはまってしまいました。 こうした人を食ったお話のテクニックはつぐみワールドお手のものですよね。 しかし、先生のネームはシュールなギャグをかましながら、 婦女子向けのサービスも忘れないあたり「つぐみ…恐ろしい子」 ってカンジですNE! 漫画が映画版Lかと思うと変人度を強調していた分、 ワタリの手記の最後あたりが切実に感動的に胸に沁みます… さて松Lの話ですが、お風呂シーンも抑えておりますし 持ってるだけで恥ずかしいようなものではなかったです。 (しかし、漫画目当てのに買った男性はどう思うかはわかりません…)。 撮影の蜷川実花さんですが女性に大変人気のあるフォトグラファーですよね。 しかし、私の個人的好みからすると氏のカラーリングやセンスは あまり好きと思った事はなかったりします…… ですが……なにかクジにでもあたってプロのフォトグラファーに写真を とっていただけるなら実花氏にお願いしたいものだと思ったりします…… 理由はわかりやすく綺麗にとってくださる方だからです。 普通のカメラマンが不自然だと嫌う目を見開いて上から撮ったような セルフ画像のような写真やあざといカメラ目線のモデルやタレントさん の写真…実花作品には多いですよね。 しかし、不自然といわれようが実物より綺麗に撮ってもらいたいという のは女性なら普通の感情なわけで、 それを否定してなにを自然というのか? 不自然の中の自然というテーマを氏の作品からは受け取っております。 被写体が撮ってもらいたい画を撮ることができる才能を持った方 なのではないでしょうか? そんな実花氏に虚構であるLという存在を映し出すのは うってつけだったように思えます。 松山氏のLは幼い印象を受けますが、それは彼の中のL像が無垢な存在 なのでしょう。 2700円か高いかなと最初は思えたのですが、予想以上に多角的に 楽しめ私は満足ですよ^^。 デスノファンの友人にも見せようと思いましたが、いや、まだ 貸さずにじっくり楽しみたい、そう思わせてくれました。 (蜷川さんのファンの方で私の解釈に異論のある方はいらっしゃると 思いますが、すいません。単なる素人の雑感と読み流してくださいませ。) |