「ジェバンニの日記」




たった4人になってしまったSPKでキラ討伐が出来るのだろうか?
私は時々不安にかられる…
1構成員である私があれこれ悩んでもしょうがない、
ボスの指示にしたがっていればいいのだが、
私の上司のニアはまだ年若い少年だ、稀代の天才少年という事だが、
非常に風変わりな上実戦は初めてだという事でいささか心配だ。
(別に私が年下に三下扱いされ、ニアがおもちゃで遊んでいる間に
こき使われてるのを愚痴ってるわけではないんですよ、本当ですよ。)
だが、百戦練磨のレスター指揮官がニアに全面の信頼を置いている所を見ると
ニアの能力は絶大なのだろう。
私は指揮官を信じ非合法組織になったSPKに残る事にしたのだった…

今日はレスター指揮官と2人きりになる機会があったので彼に尋ねてみた。
「レスター指揮官はBOSS…ニアの事をどうお考えですか?」
「……いや、とても一言では言えないが…」
レスター指揮官は感慨深かそうに目を閉じ頭を上下に振りながら、
「…とにかく…!可愛い!かわいいなー!!黒い大きな目に、若いから白目も
青みがかって綺麗だしー
目が大きすぎてうっすら隈があるのも色っぽいと思わないか?
お肌つやつやできめも細かく、ほっぺのつんつんしたくなる丸みもたまらん!」
「レ…レスター…??」
「唇を突き出す所なんてまるでKISSを誘ってるようだし、あの銀髪!ブロンドなんて
9割染めてるっていうのに、ニアのは自毛だぞ、つむじを上から舐め回すように見たから
間違いない!あの銀髪の前髪のすきまから上目遣いでのぞくのなんて子猫ちゃんかよ!
反則ってゆーか、もしかしたら私に気があるのかなあ〜〜。」
「………れ、レスター指揮官…まさか、あなたはニアの顔しか見てないんじゃ…」
「なにを言うんだ!!!ジェバンニ!」
レスターは怒号を発した。
「顔だけなんて…とんでもない!!!私はむしろ身体目当てだ!」
「あのチラチラする白い肌の鎖骨が最高にセクシー!ひんむいてくれと言わんばかりの
はだけたパジャマがたまらん!しかし、私はひんむいたとしても靴下は…
靴下だけは…履かせたままコトにおよぶぞ!それが私の美学だ……ハアハア…」

私は遠くを見たくなったが、あいにく部屋に窓がなかったので目の前のパソコンを
見ながらキーボードを打ち、作業を再開するしかなかった……

部屋にはレスター指揮官の演説がいつまでも響いている。

モニターの字がなぜだかにじんで見えた。


END




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レスターの日記に呼応して書いたジェバンニの日記です。
実は初エロはメロニアではなくジェバニアの予定でした。
かなりイヤラシイ設定でした。
しかし、小ネタ系のジェバンニを書いているうちにすっかり
自分の中にちょっとトホホなジェバンニが出来上がってしまい。
シリアスなBLが書きにくくなり、今に至ります。