「レスターの日記」



【某月某日】

着々と勢力を増すキラに対抗すべく日々情報を集め、
対策に追われる我がSPK。
もはや、キラ逮捕最後の要となったニアを護衛するのも我々の仕事だ。
彼はキラやキラ狂信者に常に狙われている。
いつ、侵入者があるとも限らないので、
室内にもさまざまな角度で監視カメラが仕掛けてある。
そんなわけで、普段ほとんど人に顔を向けないニアの画像も見放題だ。

今日もかわいいなー。

誤解してはいけない、無数のモニターをチェックしニアを守る
これは大切な仕事なのだ。
ささいな異変も見逃してはいけない。
おや、今日はパジャマのボタンがいつもより多めにあいているようだ…
おもちゃの機関車を走らせるため前のめりになっていると…
WAHO!鎖骨がー!胸元がー!あと少し、あと少しで乳首が見えるー!!
カメラさん、もっと下ナメ!下ナメ!

…惜しい!ニアは座り込んで指人形で遊びだしてしまった
慙愧の念に耐え難い私はカメラの角度を5℃かえねばと考えた、
よつんばいになった所をバックから捉える角度も欲しかったな…
監視カメラを増設せなばなるまい、また仕事が増えてしまった。
護衛以外の仕事が一向に進まない、まあ、いいか
ジェバンニにでも押し付けよう。

【某月某日】

「ニアは本当に可愛いな!」
今日、思わず私は本人の前で心の声を口に出してしまった。
するとニアは
「上の中位でしょうか…大した事ないですよ。」と答える。
子供っぽいと思っていたが、謙遜することも覚えたようだ。
ニアの成長に感動した。しかも、
「レスター指揮官、あなたのルックスも
中の中位ですから悲観する事ないですよ。」
と、優しい言葉を返してくれた!!!感激だ!
今後も益々モニターの監視にいそしもうと思う。


【某月某日】

今日もニアがジェバンニに大変難易度の高い任務を言い渡している。
鉄は熱いうちに打て!というようにジェバンニのように素晴らしい素質を
もった青年は若いうちにビシビシと鍛えたほうがいい。
ニアはそれをわかっていて、ジェバンニに死線をくぐるような試練を与え
彼の成長をそくしている。
ニアはかわいいだけじゃなく優しいなー。
そんなニアの心はジェバンニにも伝わっているようで、ジェバンニは
目がうるみ涙目に見える…体は震えている。額に一筋の汗が光るのは
感動で体温が上昇しているからだろうか?
そんなジェバンニの反応を見てニアもいつになくごきげんに見える。
ニアに目をかけてもらえるなんてまったくうらやましいヤツだ。

だが……私は俳句が趣味なので日本文化にも精通しているが
東洋では陰陽ののバランスが大事だという。
ようするにいい事ばかりではかえって良くないという事だ。
わたしはジェバンニの事が心配になり一計をこうじた
セルフサービス用のコーヒーのスティックシュガーを塩にかえておいた
SPKでは砂糖はジェバンニしか使わない。
部下のためにこんな事までやるなんて私はニアに負けず劣らず
素晴らしい上司だな。

給湯室でジェバンニのおたけびが聞こえた。
計画通り!

私は自分の優しさにうっとりした。


END



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小ネタ系のギャグ。なに気にお気に入りです。


正直に申し上げると、今後大がかりに更新は無理なのに
一度投下したSSを集めてサイトを作るのは
どんなものだろう?と迷ったのですが。
デスノのサーチでのレスター指揮官のあまりのマイナーぶり、
というかカテゴリない状況に「俺がやるしかないか。」と立ちあがったの
でした。レスター氏とっては災難かもしれませんね。
このあたりからすっかり壊れて行きます。

SPKは好きなんですよ、あんな状況でニアについて行くなんて信念がなければ
できるものではありません。私ならいくらニアが可愛くても、おばさんが入院した
とか言って逃げ出しますね。そのさいは記念にニアのパジャマをくすねて
行きましょう。おズボンは恥ずかしいので上着がいいですね、余計変態チックな
気もしますが。